おはようございます。Syunです。毎日更新8日目になります。早くも万策尽きかけててやばいです。そうか…これが締め切り…!
はじめに
さて、早速ですがみなさん、キャッシュレス決済使ってます?たぶんこの日記を読んでいる数少ない方々の中に「キャッシュレス?なにそれおいしいの?」なんていう人はいないんでしょうけど、今日はおすすめキャッシュレス決済のお話しです。その名もKyash(キャッシュ)。
サービス開始の結構初期から使っている古参ユーザーなんですけど、いい機会なのでブログに書こうかなと。まあApplePay対応の話題に便乗してビュー数を稼ごうという作戦ですね。この前どっかの誰かさんが似たようなこと書いてたけど気のせい。
Kyashとは何か・その仕組み
まずKyashとは何じゃらほいって話だと思うので簡単に説明します。
KyashというのはVISAのプリペイドカードを主としたマネー管理サービスです。具体的に言うと、スマホアプリを用いて一枚のVISAプリペイドカードを発行し、それに複数のクレジットカードやデビットカードを結び付け使い分けることができると同時に、支出の合計を見ることができたり、個人間で1円単位の送金が手数料なしでできたりするサービスです。
Kyash自体で支払いをするのではなく、お店とクレジットカードとの橋渡し的・仲介サービスと考えてください。
個人的には「実店舗でクレジットカードとして使えるPayPal」って表現が一番近いかなと思います。
仕組みとしては、
・アプリをダウンロードしKyash Cardを発行↓
・Kyash Cardに手持ちのクレジットやデビットを結び付ける(ATM等で現金からチャージすることも可能)↓
・VISAが使えるお店でKyashCardを出し、クレジットカードとして決済↓
・結び付けたカードに請求が行く(1%ポイント還元)
(その他個人間送金などの機能あり)
って感じです。多分初めて聞いた人には何がいいのかさっぱりと分からないと思います。
Kyash公式も一言で上手く表現できないのか、よく分からん抽象的なキャッチコピーを打ち出してます。確かにもっと便利になるんだけどね。一言にするのは難しいね。
じゃあ具体的にどんなメリットがあるのか説明します。多分これでなんとなくイメージはつかめるのではないかなと。
メリット
ほかのブログさんとか読んでいると1%還元を大きく取り扱っているんですが、僕個人的には支出合計と個人間送金の方が便利だと思うのでその順番に紹介します。
①クレジットなどの支出をまとめられる
まず実際に僕のアプリ画面を用いて説明します。
こちらがKyashの基本画面です。で、この下の方。
ここを見ていただくと分かるんですが、Visaとかかれた項目が3つ並んでいますよね。これはKyash Card Liteに結び付けられたクレジット・デビットカードです。今は一番下のカードが自動チャージに選択されているので(某ソニデビです)、実店舗でKyash Card Liteを使って決済した場合はKyashを介してこのカードに請求が行きます。もしほかのクレジットで支払いたい場合はアプリのこの画面で選択すれば変えることができます。
つまり、Kyash Card Liteとスマホさえあれば3枚のカードを手元になくても使い分けることができるんです。財布が薄くなりますね。
そしてもっと便利なのがこの機能。
アプリ内で支出合計額を見ることができます。つまり、VISAが使えるお店で支払いを続ければKyashアプリから一ヶ月の総支出が見れるようになります。特に自分で何か入力するという必要もなく自動です。
巷には家計簿アプリというモノが流行っているらしいですが、それよりも簡単です。
これが思った以上に便利。アプリ開くだけで自分の無駄遣いを確認できます。「え~俺50000円も使ったんだなぁ。そういやゲーム買ったな~」みたいな。
もちろん個別の決済履歴も見られます。「うわ、俺今月15回もコンビニで無駄遣いしてんじゃん。コーヒー飲み過ぎたかな~」みたいなことも確認できます。ちなみに今月はまだ2700円ですね。外に出てないから使わん。財布も自粛しなきゃね。
②即時通知
これも思った以上に便利だったので紹介。
最近はクレジットカードも基本アプリで使用履歴を見る仕組みになっていますが、いかんせん反映が遅い。そういや昨日の買い物いくらだっけとアプリ開いてもまだ反映されてないことが多々。
ですがKyashは決済した途端にプッシュ通知が来ます。で、先ほどの写真のように決済履歴が残るのでいつでも決済額を確認できる。これは便利!
それに(これは①と被りますが)アプリをいくつも開く必要が有りません。三井住友のVpass開いてみずほ銀行アプリ開いて…なんていうのがKyash一つで済みます。
③個人間送金
Kyashはお店での決済だけではありません。個人間で送金する機能も付いています。
それがこちら↓
IDやユーザー名を介して相手を検索し、請求・送金することができます。またQRコードも可能です。
例えば相手の名前を知らないTwitterのオフ会であったり、大人数での飲み会(今は行っちゃダメだよ)などで使える便利な機能です。
お店で割り勘する時に「お前はミラノ風ドリアだから299円ね」「100円玉しかない。1円おつりちょうだい」なんていう面倒な事も「俺が全額払うからKyashで299円送っといてくれ」で解決するようになります。
しかもこれ、KyashCardに結びついているクレジットに決済が行くので、カード側のポイントが付与されます。やったぜ。
つまり友人にクレジット払いできるって事ですね。
ただ、送られた金額はKyash残高としてアカウントに登録されるので現金に戻すことはできず、KyashCardでの支払いにのみ使用可能(優先的に使用される)なので気をつけてください。
④ネットショッピングでも実店舗でも使える
Kyash VISA CARDはプリペイドカードですが、扱い上はVISAのクレジットやデビットカードとほぼ一緒なのでVISAが使えるお店であれば大体の場所で使えます。コンビニやスーパー、レストランなどなど。
さらにVISAカード対応のECサイト(基本どこでもVISAはオッケー)にも登録できます。つまり、Amazonや楽天でも使えるって事。前述のようにKyash一枚登録すれば複数枚のクレジットカードを使い分けることができます。便利だ…。また、一部QRコード決済にも登録可能です。
生活をこのカード一枚で過ごすことができます。これぞキャッシュレス。
⑤1%ポイント還元で二重取り
ほかのサイトだと一番のメリットとしてあげられることが多いのがこの1%還元です。
なんと、Kyashを噛ませて決済するだけで1%分のポイントが返ってきます(カードの種類によって還元率が異なります。詳しくは後述)。さっき貼った画像に668ポイントと有りましたが、66800円分買い物したって事ですね(結構使ったな)。100円の物が実質99円に、10000円の物が実質9900円に。小さいように見えますがちりも積もれば何とやらですからね。侮れません。
しかも、このポイント還元、クレジットカード側にポイント還元も受け取れます。つまり二重取りです。
例えば100円に付き1ポイントもらえる『Rなんとカード』というクレジットカードがあったとしましょう。これをKyashに登録して100円の物を買うだけでKyash側に1ポイント、クレジットカード側に1ポイント付与されるのです。実質2%還元ですね。
以前は2%で1%に改悪されました…が、二重取りできることを考えると未だに還元率は高いです。
正直どこから金が出てるのかと思うのですが、そこら辺はまあいいでしょう(個人的な推測ですが、今は赤字でメガバンクあたりからもらった金を食い潰しながらKyashDirectなる企業向けサービスで儲けていこうっていうプランだと思います)。
Kyash VISA Cardの種類と他支払い方法
実はKyashのカードには3種類あって、それぞれできることと還元率などが変わってきます。
Kyash Card
つい先日申し込みが開始されて発送が始まるのがこのカード。今までのカード(現Lite)より上限額が上がり、ICチップ・VISAPaywave(今はタッチ決済呼びでしたっけ)にも対応し、しかもカード表面に番号が書いていない(最近のクレジットカードでの流行り)という、プリペイドカードとは思えないハイスペな奴です。
5月1日からはこのカードのみ還元率1%となります。
ただし発行手数料に900円かかるので気をつけて(還元で元を取るには90000円の決済が必要)。
Kyash Card Lite
今まで発行されていたのがこのカード。Liteとなって一応継続されるも還元率が0.5%に下がり発行手数料も300円になるなど、魅力が激減した奴。昔はタダで発行できて2%還元だったんだがなぁ(遠い目)。
特に作るメリットはないです。
Kyash Card Virtual
んでこいつがバーチャルカード。物理カードではないのでもちろんコンビニなどでの十店舗では使えず、アマゾンなどのオンライン限定。
タダで発行できるので、発行→ATMで残高チャージ→クレジットでしか払えないオンラインサイトで決済 なんていう需要はあるかも。クレジット持てない若い子達とかに。
還元率も低いので大人に特にメリットはない。
Google PayとApple Pay
Androidスマートフォンをお持ちの方はGoogle PayにKyashカードを登録することができます。
これは対応のAndroidスマホであればQUICPay+と呼ばれる決済方式(FeliCa)を使って対応店舗でタッチ決済ができるというものです。長らくポイント還元対象外で使うメリットが皆無とのけ者にされていたのですが、ついに先日、GooglePay支払いも還元対象に含めるとの発表が。やったぜ。詳しくはかごとり君が記事に書いてたので読んでね。
Kyashで「QUICPay+」しようぜ!ポイント還元対象になったぞ! - かごとりの記録帳
改めて読んだら大分適当な記事だったので公式のリリースも貼っておきます。
で、いいよなぁAndroidは~。なーんてFeliCaの付いてないスマホとiPhone使いの僕はへそを曲げていたのですが!ついに今日(この記事がアップされる頃には昨日か)!
さらっとApple Pay対応が発表されました。なーんの前兆もなく対応するとかビックリするから止めて(にっこり)。
しかもこちらもポイント還元の対象とのこと。なんだよKyash、いきなり有能になるなよ…。
GooglePayとApplePayでKyashを使うにはQUICPay+対応のお店である必要があります。大体コンビニとか大手飲食チェーン(マクドナルドとか)に限られますが、いちいち物理カードを財布から取り出す手間がなくなるってのは嬉しいですね。
使えるお店はこちらから検索できます↓
余談ですが、上記2つのPayはQUICPayやiD、SuicaなどのFeliCaサービスをまとめた総称に過ぎないのでGooglePay・ApplePayという支払い方法は厳密に言えば存在しません。おサイフケータイっていう支払い方法が存在しないのと同じです。
ApplePayが日本でサービス開始した直後にはコンビニで「ApplePayで」とドヤる情弱を馬鹿にするのがガジェクラの間で流行っていたような気がしましたが、最近は「ApplePayで」でも伝わるみたいですね。POSが改良されたのかしら。
アプリダウンロード・カード発行はこちらから
Kyashカードはアプリから申し込む形なので、まずはアプリをダウンロードしてください。
apps.apple.comAndroidの人はここから↓
残念ながらWindowsPhone向けアプリはありません。欲しい人はサポートセンターにでも直談判してください。
最後に
ネットを見ていると1%還元だけが大きく取り上げられていますが、僕としては還元は決済の副産物ぐらいにしか思っていなくて、本当に価値があるのは上記のメリットとしてあげた支出をまとめられる・個人間送金にあるんじゃないかなぁと考えてます。
PayPayなどのQRコード決済でも似たような機能はありますけど、まだ導入しているお店が少ない印象があります。特に大きな飲食チェーン店がカバーできてないのが痛いです。それに比べてKyashはVISAが使えるところならどこでも使えるので、頑張ればすべての支出をKyashにまとめることも可能です。そこら辺の違いから僕はKyashを愛用してます。まあ1%もありがたくもらいますけどね。
Kyash Card発行手数料の900円もCardに900円じゃなくて今までお世話になった+これからもお世話になるという意味でお布施みたいな感じで受付開始後速攻で払いました(カードデザインがかっこよかったのもあるけど)。還元率1%のカードに900円はもったいないと考える人も中に入るそうですが、個人間送金(相手もKyashアカウント所持が条件ですが僕の友だちはみんなオタクなので大体持ってる)と支出管理だけにでも900円は払う価値があるなぁと、まあ僕は考えたわけです。価値があると思った物には対価を払うってのが最近の僕のモットーなんで(なお旅行の移動費はケチる模様)。
もしKyashアカウント持ってなくて興味がある人は300円でLiteを発行してみるってのもいいと思います。頻繁に使えば使うほど便利に感じられる代物なのでまだの人にはぜひ試してもらいたいです。別にKyashの回し者じゃないけどね。
2%還元でスタートした時はいつ潰れるかヒヤヒヤして、1%になった時はついに終わりかと経を唱えましたが、どうやらこれからもKyashは長生きしていきそうです。
新しいカードの出来も楽しみだし、結構期待してるのでぜひとも今後も頑張って欲しいところです。
というわけで適当なKyashの紹介でした。わかりにくかったらすみません、ググればもっと頭のいい人がKyashを解説してる記事が掃いて捨てるほどヒットするのでそっちも読んでみてください。
Kyash公式ホームページ
今日はこの辺で。ではでは。