はじめに
どうも。前回の記事で行ったとおり、近畿に一週間旅行に行ってきたのでその備忘録を書いていこうと思う。目的とか日程とかは全部アクセスマップ(下にもリンクあり)にまとめたのでそちらを読んでから(数分もかからない)この日記を読んでくれるようお願いしたい。
↓2日目はこちら
本日の予定
今日の予定の大筋は大垣から貝塚(大阪府)へ移動しsyamu_gameの聖地巡礼をするというものである。
だが、それだけではつまらないので名古屋とかに寄って行きたいと思う。あまり時間はないわけだが。
旅0日目
どうやって関西に行くか
さて、近畿観光をするのには当たり前だがまず近畿に行く必要があり、私達は関東在住であるから本来であれば新幹線か飛行機などで移動してから旅を始めるのが王道なわけだが、我々は貧乏学生であり今回の旅の目的は18きっぷを使うということでもあるからそんな邪道な手(我々から見ると)は使わずに、大阪までなにが何でも18きっぷで移動することを心に決めていたのだが、いかんせん東京駅から始発に乗っても9時間強かかることは明らかで、これでは旅行ではなく苦行じゃないかと頭を抱えていた所、同行の友人が一つの光を指し明かしてくれた。つまりムーンライトながらである。
簡潔に説明するとムーンライトながらとは青春18きっぷ+520円で乗れる臨時夜行列車である。東京を日付が回る前に出発し、大垣(名古屋の上の方)に5時半ごろにつく。使う車両は踊り子で使われているのと同じ185系というかなり古い車両なのだが東京から西日本へ移動するのには格安でしかも到着が6時前なので大変人気があるとのこと。
これに乗れば2000円強で東京から大垣まで寝てる間に移動できる。なるほど、素晴らしい列車だ。
指定席争奪戦
しかし、だ。無論そんな素晴らしい列車に簡単に乗れるというわけではない。ムーンライトながらは全席指定席であり、毎年血と汗と涙の激しい争奪戦が行われる。つまりそこに我々は特攻せねばならないのである。
時は7月9日10時前。我々はその戦いに向け呼吸を整えていた。指定席券は出発日の1ヶ月前の午前10時に販売開始されるから、開始と同時にすぐさま購入する必要がある。俗に言う10時打ちってやつだ。指定席券は駅のみどりの窓口やえきねっと(ネット販売)で買える。
ちなみにムーンライトは日付をまたいで運行するが、指定席券の購入日付は出発する日付なので要注意。たとえ日付が回ってから途中駅から乗るとしても変わらない(私達の場合8月9日の夜に東京発のながらに10日になってから乗ったが買った指定席券は9日のものである=出発した日にちのもの)。
さて、10時打ちに話を戻そう。我々が購入を目指しているのは8月9日の指定席券(つまり到着は10日早朝)。お盆の初日と行っても良い日で、帰省する人が多いだろうし厳しい争奪戦になるのは目に見えていた。そこで、我々はできる限りのことをすることにした。
まず友人にはみどりの窓口に行ってもらった。窓口で10時同時に購入する計画だ。また、手にはスマホを持ってもらいそちらでもえきねっとに待機してもらうようにした。
で、私はと言うとどうしても駅の窓口には向えなかったため、えきねっとにすべてをかけることにした。いつも使ってるメインスマホに、サブスマホにノートPCと、3重の構えである。これだけあればどれか一つぐらい行けるっしょ。
と、言うわけで10時になった。打ち合わせ通り俺は3つの端末からえきねっとにアクセスしたのだがサイトがクソ重い。そりゃそうか。ムーンライトだけじゃなくて新幹線の10時打ちとかもあるもんな。そしておそらくだが問題はサーバーの問題だけではなく俺にもあったと思う。なぜならば俺はサブスマホとPCのネット接続をメインスマホからのテザリングで補っていたわけで、そもそもの環境的に敗北必須だったわけだ。
敗北者の俺が残念がっていた所、ナシオくんから連絡があった。みどりの窓口はだめだったがえきねっとは確保したと言う。おお、さすが。Twitterで調べてみると「今日のムーンライト、8秒で売り切れたw」とのツイートが。ホントがどうかわからないが奇跡だ・・・。
というわけで長くなったがこのような経緯でムーンライトながらに乗ることが決まった。
ちなみに言っておくがもし複数の指定席券を取った場合はちゃんとキャンセルする予定だったのであしからず。
新宿発
ムーンライトながらは東京23:10発だが、我々はそこからは乗らない。なぜならば青春18きっぷは一日単位での使用と決まっているので東京から乗った場合たかが50分に18きっぷ一日分を使用してしまうことになる。東京~小田原(日付が変わって最初の停車駅)のきっぷを別で買って、小田原到着後に到着日の18きっぷを押して貰うという手もあるがJRで小田原まで行くより小田急で小田原まで行くほうが安いので今回は新宿から小田原まで小田急で向かい、そこからムーンライトながらに乗る計画とした。まあ、ネットでは王道のやり方である。小田急で小田原まで向うなんて多分今後数年しないと思うしいい機会だ。
始発駅なので並べば当然座れる。そこを見越してちょっと早めに家を出た。確か8時半頃だったと思う。
小田急に乗るのは超久しぶりだ。5年前にロマンスカーで箱根に行ったのが最後だった気がする。最後に普通列車に乗ったのはもはや覚えていない。車両自体は千代田線に直通しているから頻繁に乗っているのだが。
小田原着
揺られること1時間半、小田原に到着した。旅の始まりで疲れはないがはしゃぐと後々死ぬので道中はTwitterをぼーっと眺めることに注力した。つまりいつもと同じである。
駅につくと温泉の匂いがした。温泉の匂いってなんだよと思う人がいるかも知れないが、なんとも言えない温泉の匂いである。硫黄なのかなんなのかわからないが温泉街特有のあの匂いだ。気になる人は小田原まで行ってみてくれ。降りた瞬間「温泉の匂いがする」と口から自然と言葉が出るに違いない。
小田原駅から乗ることができる電車はもうほぼないのでホームや駅舎には全然人がいない。おお、インディーズバンドのCDのジャケットみたいな写真が撮れそう。特に興味ないので撮らないが。
ながら到着まで時間があったので外に出てみた。小田原(箱根)に来たからには温泉に入りたかったが残念ながら時間もこの時間に開いている温泉もないので断念。いずれまた。
駅前にセブンイレブンがあったので間食を買う。このカツサンド美味しいよね。
ムーンライトながら乗車
日付回る前ぐらいになってくるとJR改札前にながらに乗車するであろう人がどこからかうじゃうじゃ湧いてくる。おまいらどこに潜んでたんだ。
もう普通列車の終電もなくなったんだし、早めに中に入れて待合室で待たせてくれないかな、なんて思ったが規約上許されないため0時回ってからの入場なんだそうだ。そりゃあそうか。仕方がないのでさっきのカツサンドを壁によりかかりながらむしゃむしゃ食っていた所、0時を過ぎ入場できた。
とは言っても到着は31分頃なので、交代でトイレを済ませ、あとは指定の乗り場でぼーっと2人して突っ立っていた。体力が蟻ほどしかないため立っているだけでも疲れる。
そしてちょうど30分頃、ついにムーンライトながらが入線してきた。
乗り込むと古い電車特有のレトロな匂いがした。嫌いじゃないと言うか、たまにかぎたくなるほどには好きな香りだ。なんで古い電車は絶対このにおいするんだろうね。不思議だ。この匂いがするアロマキャンドルでも作れば鉄オタさんたちに結構売れるのではないだろうかなんて考えたんで、どこかの鉄道会社さんはぜひご検討ください。
予約時に2人ならんだ席が取れたので通路側にしてもらう。なぜかと言うと対向列車が通過したときに窓が「バァァン!(迫真)」と音を立て睡眠の妨げになることが明らかに予測できたからであるが、今回取れた席は進行方向左側だったのでそもそも対向列車通らないんじゃないか、と気づいたのは乗車して相当後の名古屋駅付近であった。まあ深夜を走るので車窓からは暗闇しか見えないし別に悔しがることはなにもない。
自分の席にたどり着いたのはいいが、おっさんがひとり座っていた。おっさん(というよりおじいさんか)は俺たちに気づくと「あ、どうぞ」と席を譲ってくれた。どうもどうもご親切にありがとう・・・、じゃねえよ。誰だお前。おっさんは小田原駅で降りるわけでもなく、電車が動き始めたあとにフラフラと隣車両に移動していった。時代は令和だと言うのにキセル乗車かもしれない。まあ俺たちがしったことではない。おっさんのケツの暖かさがほのかに残っている(文章に起こすとスッゲ気持ち悪いな)椅子に腰掛けて柿ピーを極力音を立てないように奥歯ですりつぶして食べつつ、Twitterを眺めていた。居心地は思ったほど悪くない。血流は悪くなりそうだが。
コメダへの道
大垣到着
日付が回るまでTwitterを眺めていたのは覚えているのだがいつの間にか寝てしまった。足のしびれと首の痛みで目を覚ますと外はもう日が昇っていて近くに山が見えた。どうやら終点も近そうだ。と、寝起きでボーッとしていた所とある駅に到着した。名古屋である。はえー、名古屋ってよく中途半端とかなにもないとか馬鹿にされるけど結構でかい駅じゃん。などとのんきに考えていた。
ここが今回の旅のミス1つ目であった。このあと直近に予定していたことを書いておくと「美濃赤坂に行く」と「コメダ珈琲一号店に行く」である。美濃赤坂は大垣の先、コメダ珈琲は名古屋の下の金山が最寄り駅なので明らかに名古屋で降りるほうがタイムロスしなかったわけだが、ボーッとしていたのとせっかくだから終点まで乗るかという考えとめんどくさいという感情が働き名古屋で降りそびれてしまった。
まあ降りそびれてしまったのはしょうがない。非常コック押し開けて線路に降りて引き返すことなんてできないし犯罪だからな。この前新幹線でそんな事やったサラリーマンいたが。
というわけで大垣まで乗っていくことに決定。
着いた。
ここでは俗に言う大垣ダッシュなるものが発生するらしいが今回は美濃赤坂に行くので参加を見送る。こんな重い荷物(数日分の着替えや一眼レフとそれに付随する器具)を背負ったまま階段なんて駆け上がった暁には大阪に着く前に行き倒れてしまう。行き倒れないまでも足の骨折は確実だろう。
待合室で一眼レフの準備や荷物の整理をしたあとちょっと外に出てみた。
駅はほどほど立派だ。駅周辺にしか高い建物がないところを見ると地方都市に来たんなぁ…という感じがする。
ちなみにだが、大垣駅とその駅周辺は2018年に放送されたアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない(通称:青ブタ)」の聖地になっている(数秒だけ登場した)ので同じような構図で写真を取ってみた。確か「聲の形」も大垣が舞台だと記憶していたが見ていないので巡礼はパス。
美濃赤坂へ
駅前観光が終わったところで丁度いい時間になったので美濃赤坂駅へ行こうと思う。大垣から美濃赤坂へはほんの数キロの東海道線の支線となっているのでかなり本数が少ない。なぜそんな路線に乗るかという質問に対する答えは単純でその区間を乗れば東海道線をコンプできるからである。大垣からも東海道線を使って大阪まで行き、数日後には神戸~大阪間に乗車にするのでこの旅で東海道線全区間をコンプリート乗車できる。なお東京~小田原は乗ってねえじゃねえかというツッコミは簡単に予測できるが数年前に乗ったことがあるので勘弁してくれ。
というわけで美濃赤坂へ行く。客は俺たちを含めて10人にも満たない。朝の通勤通学ラッシュなのにこんなにすっかすかなのかと思ったが今日は夏休みでお盆なのを思い出した。いや、普段から空いてはいるんだろうけど今日はいつも以上に人が少ないのだと思っておく。
大垣駅から荒尾という駅を挟んで美濃赤坂駅につく。大体7分くらいの超短い支線である。
着いた。到着ホームはぼろぼろ、向こう側には使われていないホームが存在し、枕木の間から草が生えている線路が数本並んでいるなど、超エモかった。毎度言っているが私は廃れた線路フェチである。
極めつけは駅舎で、昭和からそのまま建物ごとワープしたといわれても信じられそうなレトロでノスタルジックな建築物だった。
もうちょっと長居したかったが帰りの電車の発車時刻までわずか5分ほどだった(乗ってきた車両が折り返す)ので仕方なく撤退。うーん、この雰囲気かなり好き。
後日調べてみると草ボーボーの路線はまだ貨物線として使われているそうだ。使用頻度はあまり高くなさそうに見えるが。
コメダ珈琲一号店へ
さて、大垣まで戻ってきたら今度は名古屋へと岐阜を超えてもっと戻る。前述の通りコメダ珈琲一号店に行くためである。
もともと名古屋を通る暁にはモーニングの一つや二つ食べときたいという話で、じゃあどこに行くかと調べたところ全国チェーンのコメダ珈琲の一号店があると聞き、有名だし一号店に行ったら後々少し位自慢話になるかもなとかいう思いからそこでモーニングを食べるということが決定した。
乗ったのは新快速。
名古屋駅からでも行けることには行けるのだがかなり距離があるためその一つ先の金山駅で下車。結構な都会である。目的地は駅から少し距離があるところに存在しているらしいので駅前ロータリーに止まっていたバスに乗って揺られること15分程度、住宅街の中に到着した。
名古屋のベッドタウンといった感じだろうか。
まあまあな金持ちも住んでいるらしく行きかう車は高級外車が多いし、歩いていると西洋屋敷としか形容できないとんでもなく大きな家がドンとあったりした。
で、数分歩くとついについた。
コメダ珈琲一号店。正直見た目はどこにでもありそうな少し大きめの喫茶店という感じだ。木造の店内に中に入ってみると見た目よりも割と大きく、二階まであった。8時過ぎだったと記憶しているが店内には多くの客がいて込み合っていて驚いた。名古屋人は朝から喫茶店でだべる人種なのだろうか。
二階の奥のほうに案内され注文を聞かれたのでとりあえず大きめのコーヒーを頼んでみた。実は私、コメダ珈琲にはあまり行ったことがなく行ったとしてもコーヒーを一杯飲んで時間をつぶすくらいなのであまりメニューに詳しくない。この日こそは有名なシロノワールを注文してみようと思っていたのだがムーンライトながらでポリポリ柿の種を食べていたのとウイダーインゼリーを食べて(あれは飲むと形容すべきだろうか)しまったのであまり腹が減ってはおらず、シロノワールはかなりサイズが大きいので生半可な気持ちで頼むなという言葉を思い出し(「八十亀ちゃんかんさつにっき」というWEB漫画に書いてあった)、次の機会にしようと注文するのはやめた。
それを目的にここまで来たのはもちろんといえばもちろんであるが、この時間のコーヒーの注文にはモーニングサービスがついておりパン半分とジャム一種類がタダで付いてきた。ジャムは数種類から選べるのだが今回は小豆をチョイス。
待つこと数分、注文したものがやってきた。
割と大きめのコーヒーにパンと小豆。写真ではわからないがパンも半分のくせに結構なボリュームである。コーヒーは酸味が強く、パンはふわふわしていて美味しかった。そこまで量は多くないはずなのに結構腹にたまる。
食事も店内の雰囲気もチェーン店のコメダ珈琲と全く同じだが、一号店と言うだけでなにか特別美味しく感じるのは気のせいだろうか。
てなわけで30分くらいグダグダしてから店を出た。いい雰囲気の店だ。今度家の近くにあるコメダにも久しぶりに行ってみようとおもう。
貝塚聖地巡礼
気がついたら大阪
さて、朝食も済ませたところで次は本日のメイン観光、syamu_game聖地巡礼である。聖地は大阪府貝塚市周辺に存在するのでそこまで青春18きっぷを使い電車移動する。
来た道をそのままなぞり金山を経由して名古屋に降り立つ。次に乗る予定の電車まで少し時間があったので駅構内をウロウロしてみた。
調べてみると名古屋駅は映画「君の名は。」の聖地になっているらしく、駅構内を右往左往しておそらくここだろうという場所を発見したのでそれと同じ構図で写真を撮ってみた。私も当時映画館でしっかりみたはずなのだがどこのシーンだがさっぱり見当がつかない。三葉が東京に行くシーンだろうか。今度ツタヤかどっかで借りてきて見直してみよう。
さて、ここからはずっと電車に乗っていたので特に書くべきこともない。
名古屋から大垣(本日三回目)を経由し米原まで行き、新快速に乗り換えて京都を華麗にスルーしつつ大阪へ到着(なお一眼を名古屋でリュックサックの奥深くにしまってしまったので写真は一枚たりとも撮っていない)。
西日本に来ることが今までの人生において片手で数えられる程度しかなかった私にとっては新快速に乗るのは初めての体験で、使ってる車両は特急用でもない普通の通勤型なのにとんでもない速度でビュンビュン飛ばすためめちゃくちゃ怖かった。調べてみると130km/hだそうで。怖い反面こういう長距離の移動では助かる。それにしても京都~大阪間の途中駅が2駅しかないのはおったまげた。もうそれ特急では?
で、大阪だが、特になにもしなかったどころか改札からも外に出なかった。それはもちろん後日また訪れる予定があったからでもあるし、後述する花火大会に参加するためでもあった。ということで大阪もスルー。
泉南イオンとその周辺(ダイジェスト)
さて、ここから本格的にsyamu_game聖地巡礼が始まっていくわけだが、この記事を読んでいる人の中にsyamuさんに興味がある人がいるとは思えない(そもそも他人の旅行に興味がある人がいるとも思えないのだが)し、書くととんでもなく長くなりそうな気がしたのでここからは写真とその説明数行を掲載してダイジェストでお送りしようと思う。言っておくが決してブログを書くのが億劫になってきたからではないし、もう文章適当でもいいから早く公開しようと思い始めたわけではないことを明言しておく。
貝塚聖地巡礼については今後また別の記事で詳細を書こうと思ってるので、興味がある人はそれが公開されるまで首を長くしてお待ちいただきたい。なお、「このブログの読者になる」ボタンを押して読者になると公開をいち早く知ることができるのでおすすめだ!さあ皆今すぐ読者になろう!(露骨な宣伝)
以下手抜きダイジェスト
泉南イオンの最寄りJR駅である和泉砂川駅到着。ここからバスに乗って泉南イオンへ。
約 束 の 地、泉南イオン。ちょうど時刻も一時を回ったぐらい。
イオンッッシネマ。
泉南イオンからバスに乗りりんくうタウンへ。シャムさんが乗った観覧車。
ちょっと行けば関空。
と、今日の聖地巡礼はここまで。ここから南海鉄道で貝塚駅へ行く。
花火大会断念
日が暮れるまでもう少し時間があったので本当はもう少し聖地巡礼しても良かったのだが、それは明日に回して今日のところはひとまず終了。
それはなぜかと言うとその日は8月10日であり、淀川の花火大会が開催されるからであった。名古屋からの移動中に開催日を知り、そんなにでかい花火大会が今日行われるなら行かないという手はないと二人して口を揃え、聖地巡礼を手短に終わらせて大阪中心部へ向う予定であったがあえなくそれは中止となった。
貝塚駅ホームにて電車やら開催場所やらを細かく調べていたのだが、Twitterにてとんでもないつぶやきを多数発見した。「梅田駅入場まで40分なんだけどwww」とか、「駅の人やばい」とともに人で溢れかえっている駅の入口の写真ツイートとかだ。うわ何だこれ、人がゴミのようだ。私は隅田川の花火大会に数年前軽い気持ちで出掛けとてもじゃないけど花火なんぞ見る余裕がないくらい人に揉まれ揉まれ痛い目を被ったことがある。どうやらこの花火大会はそれと同じかそれ以上の人の数である。これはちょっときついんじゃないか…
地元の高校生カップルが二人して浴衣姿でほぼ手ぶらで出かけるのならそれでもいいかもしれない。しかしだ。こっちは関東からはるばる12時間以上かけてやってきた疲労困憊・汗だくの男二人組である。しかも背中には数日分の着替えやカメラ用品がはいったまるで登山用のような(事実登山にも使えるタイプのものを私は使っている)どでかいリュックサックを背負い、えっちらおっちら歩いているのである。
これで通勤ラッシュの満員電車を上回る満員電車に乗ったらどうなるだろうか。ていうかもはや乗れないかもしれない。乗ったところで我々はそれなりに汗だくになっているわけで、大きなリュックと合わせていろいろな面で他の客に迷惑をかけることは確実で、大阪人から「なんでやねん」とハリセンで叩かれるどころか鉄バットで叩かれるかもしれない。
そんなことで悩んだけれども今回の参加は見送ることに決定。まあTVで見ればいいしな(元も子もない発言)。
というわけで今日の旅は貝塚駅で終了。あとは寝るだけ。
本日のお宿(あそびば貝塚)
我々貧乏学生において旅先の宿泊というのは出費が大きいためかなり気を使うところであり、今回の旅でも宿泊費をケチるためにいろいろ2人して知恵を出し合った。
そしてその記念すべき一日目の寝床は「あそびば貝塚」である。なんじゃそれという人のために説明すると、「あそびば」とは大阪を中心に展開するチェーン店でネットカフェ・カラオケ・ビリヤード・ダーツを同じ料金形態でシームレスに楽しめるというお店である。ラウンドワンと快活クラブを足して2で割ったと考えてくれれば多分大丈夫だろう。
なんでそんなネカフェを宿に選んだかと言うと、まあ周りに他に泊まれる施設がないこともあるが、syamu_gameの聖地であるからである。syamuさんは頻繁にあそびば貝塚にてカラオケ動画を撮っており、ファンの私としては人生で一度は行ってみたい場所であった。その願いを叶えると共についでに安い価格で泊まってしまうおうという作戦だ。なかなかinじゃねーの?!
写真ではわからないがかなりでかい。
3階まるまるあそびば貝塚。
ナイト料金(そっちのほうが安い)に切り替わるのが7時かららしいのでそれまで周辺をウロウロして時間を潰し、入店した。まだ寝るのには早いし、特にネカフェでもやることはないので先にカラオケにはいった。
仙台旅の日記にも書いた気がするが私はあまりカラオケが得意ではなく普段ほとんど歌わないのだが、この日はトリップハイ(という言葉があるのかは不明。なければ俺が今作った)のせいか2人合わせて3時間ほども歌ってしまった。もはや声が出ない。
その後はネカフェコーナーに移動(店員に声をかけるだけでOK。特に料金の支払いとか手続きもなし)し、各々漫画を読んで飲み放題ジュースをこれでもかと飲んだあと就寝した。フラット式の一人用ブースだったが極度に疲労困憊していたせいかすぐに眠ってしまった(翌日寝すぎてしまうのだが)。
これだけカラオケを楽しんでネカフェで寝ても1944円。非常に安い。もしまた貝塚に来るようなことがあったら間違いなくリピーターになる。
最後に
というわけで1日目が終了。最後は駆け足になってしまった感があるが結構詳しく書けたと思う。竜頭蛇尾感があるのは書いてるうちにだんだん億劫になってきたとかそういうわけでは断じてない。………断じてない(重要なことなので2回)。
旅はこれで7分の1なのでこの文章量をあと6回+α書かなければならない(謎の使命感)と思うと少し心が滅入る思いだが書くと言ってしまったので頑張って書いていこうと思う。
この日は移動がメインだったので内容も電車とかの話ばっかりだったが、翌日からは比較的観光の話にウェイトを置いて書いていくと思うので次回も読んでくれたらとても嬉しい。
近畿旅行2日目の日記はこちら↓
余談だがこのブログの更新をツイートするTwitterアカウントをブログ開設時から運営しているのだが未だにフォロワーが片手で数えられる程度なのでもしよろしければフォローしてくれると嬉しい。
twitter.comちなみに私(管理人)のTwitterも貼っておく。
2日目は近いうちに書いて公開できると思うのでもしここまで読んでくれた心優しい方がいるのであればぜひご期待願いたい。ではでは。