今日も変わり種駅そばを
おはようございます、Syunです。
このブログでも何回か書いてますけど、私変わり種駅そばを食べるのが好きで。今回はこの前、関西方面に一人旅した際に食べた『えきそば』について書きます。
▽以前の変わり種 駅そば 日記はこちら
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『えきそば』とは
そもそも『えきそば』とは何じゃらほいって話なのですが、『えきそば』というのはJR姫路駅とその近辺で食べることが出来るご当地駅そばのこと。
ポテそばとか唐揚げそばとかそういうメニュー名ではなく単に『えきそば』というメニュー名なのに出てくるのは変わり種駅そばという珍しいそば。字面だけ見るとよくわかんないですね。
まあとりあえず読んでいけば意味が分かりますよ。
姫路駅に来たぞ
と言うわけでJR姫路駅へやってきました。大阪からはJRと阪神/山陽がほぼ同じルートで併走していますがJRの方が早いですし『えきそば』のお店があるのもJRのほうです。
駅前からは道路がまっすぐ延びて姫路城がどーんと見えます。この都市計画考えた人天才でしょ。新快速の終点としても有名ですね。
『えきそば』を注文
各ホームにいくつかお店はあるのですが、今回は空いている所に入りました。ホームには米原とか敦賀とか表示してる新快速が止まっています。200kmぐらいですかね、もう距離感が狂う。
『えきそば』と大きく書いてあります。一見普通のどこにでもありそうな駅そば屋さんですね。
こちらがメニュー。天ぷらえきそばが380円と極々一般的な価格設定です。さて、これのどこか変わり種なのでしょうか!もうネタバレしてる気もしますが。
とりあえず一番推されている『天ぷらえきそば』を頼んでみました。交通系ICカードも使えます。
(そこは漢字なんだ・・・)
券をスタッフさんに渡してちょっと待ちます。店内はしっかりショーシャルディスタンス仕様でした。アルコール消毒して食べる瞬間以外はマスクをしましょうね。
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これが『えきそば』だ!
待つこと数十秒・・・
ジャジャーン!こちらが姫路名物『えきそば』です!
ぱっと見は普通の駅そばに見えますが、なんとこれ『えきそば』を名乗っておきながら麺が中華麺なんです。
和風出汁に中華麺というのがこの『えきそば』の特徴。
うん、普通にラーメンに使われてそうな麺だこれ。
で、食べてみるとこれまた美味しいんです。中華麺にしっかりコシがあってそこに和風出汁がぴったりと合う。普通の関西駅そばよりも出汁の味が強く、駅そばを食べていると言うよりは独自の和風麺料理を食べているような感覚です。だから『えきそば』とひらがな表記してるんですね。
公式ホームページによると「終戦後、何もない混乱期に統制品であった小麦粉の替わりにこんにゃく粉とそば粉をまぜたそばを販売、その後試行錯誤の結果現在のかんすい入りの、中華麺に和風だしというミスマッチの商品が誕生しました」とのこと。自分でミスマッチと言ってはいますが全然これミスじゃないよグッドマッチだよ。(ちなみに「かんすい」というのは中華麺に入れる塩水のことらしいです)。
天ぷらは普通の天ぷらの衣だけと言ったような代物で、これまた出汁を吸って美味しいです。何というか明石焼きに近いような食べ方ですね。地理的にも近いしね。
普通の駅そばとはまた違った味で大変美味しかったです。ごちそうさまでした。
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駅の外でも食べれるらしい
ということで姫路の名物駅そば『えきそば』でした。
この『えきそば』、もはやひらがな表記で固有名詞と化しており、最近は駅の外にもお店が出来ているらしいです。
今調べて知ったのですが、阪神梅田駅の商業施設の中にもあるとのこと。へー、今度大阪行ったとき食べに行こ。
油っぽくなく、普通に昼食としてもイケる美味しい麺料理なので姫路に行った際には是非食べてみてください。
持ち帰ったりお土産用に買っていける乾麺タイプもあるみたいです。家でもえきそばを食べられるのは良いですね。
では今日はこの辺で。あと自分が知っている変わり種駅そばは名古屋のきしめんと春日部のコロッケラーメンぐらいなのですが、もし他に変わり種駅そばをご存じの方がいましたら是非教えてください。食べに行きます。ではでは。
※外出する際にはソーシャルディスタンスを守り、食べる瞬間以外はマスクをするなど、ウィルス感染防止対策を取りましょう。人との接触がほぼない一人旅ですら叩かれる世の中ですので・・・
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おまけ:姫路城はいいぞ
かっこいいよね・・・。さすが世界遺産。