おはようございます。Syunです。今日は最近話題のゲオテレビを買った&レビューする話です。
- 4Kテレビが欲しい
- 買ってきた
- 開封
- 組み立て
- 設定
- 感想
- いいところ
- 悪いところ
- まとめ:3万とは思えない安さ、4K初心者にはおすすめ
- 購入は店舗かオンラインショップで
- 追記:50インチの新製品が出ました
4Kテレビが欲しい
最近世の中4Kコンテンツが普及し始めてきましたけども、古来からFULLHDこそ最高画質と信じてきた我々おじさんには縁もゆかりもないと思ってさほど興味を持っていなかったわけです。
しかし、つい先日、某友人が新しいテレビが欲しいとか言い出しまして、一緒に候補を探してみました。
友人曰く大きくて高くなけりゃ何でもいいとの事だったんですが、世の中4Kテレビが普及して大きいとなると結構値段も張るんですよ。10万オーバーとか。
テレビとクロームキャストさえ映れば問題ないそうなので、そんな高い物は正直豚に真珠。
そんな中、ネットをウロウロしていたらあのレンタルビデオとかでお馴染みのゲオがめちゃくちゃ安い4Kテレビを売っているとのネット記事を発見。
そのお値段なんと税込み32,780円!やっす!
3万円くらいなら壊れてもそこまで未練ないし、物は試しと買うことにしました(友人が)。僕は設置とか手伝う代わりにブログのネタにさせてもらいました。
と言うことで今日はそのゲオ4KTVの開封とちょっとしたレビューをしようと思います。
あ、今回めんどくさいんでスペックの紹介は省きます。上のエンガジェットさんの記事に詳細があるんでそっちで確認してね!
これを読んでいる人はもちろん分かっているでしょうが、これを作っているのはGEOではなく株式会社WISという全く聞いたことのない会社です。おそらく中華OEM品のテレビに日本用のチューナーを付けたものでしょう。国産映像エンジン搭載と書いてあるのでドンキTVで話題になったジェネリックレグザみたいなヤツなのかも。どこのメーカーのチューナーかは調べても出てこなかったのでよく分かりません。
ちなみにゲオ曰く、安い理由は以下の通り。
公式ホームページで「ジェネリック家電だから安い」と大々的に宣伝しています。それ言っちゃうのはどうかと思うが潔くていいと思うよ俺は。
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買ってきた
で、早速近所のゲオで買ってきました。お値段ホントに税込み32,780円!
商品名は「【新品】ASTEX 4K/HDR対応43V型ベゼルレス液晶テレビ AX-KH43T/WIS」。
なかなか大きい外箱でしたが、結構軽いです。2人で持てば楽勝。43インチは最近の4Kテレビだと割と小さい方に入るっぽいです。これ以上大きいと置き場所に困るのでここら辺が一番丁度いいとは思いますが。
まあお決まりの宣伝文句がずらりと並んでます。ディスプレイ系はそこまで詳しくないのですが、HDRに3万円で対応しているってのには驚き。ホントかなぁ?安すぎて怪しくなってきた。
開封
では開封します。外箱にも書いてあるのですが、2人じゃないと厳しいです。
上を開けるとブーメランのような物が入ってました。どうやらテレビの足のようです。うーん、ショボいけど価格相応かな。
はい、こちらがテレビ本体。結構デカい。
こちらが付属品。B-CASカードとリモコンとその他諸々。テレビの詳細な仕様書とかんたんガイドという冊子2つが付いてきてビックリ。この安さだから中国語とか取説なしかと思ってた。
ていうかB-CASカードってこんなちいさくなったんですね。クレジットカード大の物しか知らないからこれにもビックリ。
リモコンは至ってフツーのリモコンです。
箱に入っていたのはこれだけ。梱包も割と質素だし、コストカットの雰囲気をひしひしと感じます。まあ、過激梱包されて値段高くなるよりよっぽどいいですが。
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組み立て
組み立てと言っても足をくっつけるだけです。
付属のネジを使って足をくっつけます。
はい完成。
ここで気をつけて欲しいポイントがひとつ。足には右左と形状が分けられていまして、足の内側に刻印されているL・Rを間違えないように取り付けないといけないのですが、「背面から見たLR」ではなく「正面からみたLR」で分けられています。つまりRと書いてあったら向かって左側に付けないといけません。マニュアルには画面を下側にして作業しろと書かれているので、ちょっと不親切というかわかりにくいなぁと思いました。
設定
設定もB-CASカードとテレビ線とコンセントつっこんで画面の指示に従うだけです。
郵便番号を入力してしばらく放置するだけで地上波の設定も終わりました。すごい楽。
HDMI端子が4つもあるのでChromecastやNintendoSwitch等も接続可能です(ケーブル挿すだけでおk)。
感想
では簡易的にいいところと悪いところを書いていきます。なお、申し訳ないのですが地上波の画像については著作権に触れそうなためありません(写真ほとんど撮り忘れたなんて言えない)。
いいところ
普通に綺麗
まず一番気になる画質ですが、かなり綺麗です。地上波はちょっと赤みがかる所がありますが(後述)、全体的にかなり鮮やかに映りますし画質も悪くないです。普通にテレビ観る分だったら文句はほぼないです。
ていうかそもそも2人とも4Kテレビは初めてなので比較対象がありません。普段見ているFULLHDのテレビと比べても遜色ないようには見えます。まああくまで参考にする程度で。
色ムラやドット抜け、バックライト漏れなども見当たりませんでした(あったら返品物ですが)。
なお、地上波の解像度は1440×1080なので(確か)このテレビで見ると4倍以上に引き延ばされます。1,2m離れてみれば普通に見えますが、近くに寄ってよく見てみると結構荒いです。まあここら辺はテレビの問題じゃないので諦めましょう。
大画面・ベゼルレス
43インチって家電量販店とかで見ると結構小さく見えるのですが、実際置いてみるとかなり大きいです。横が96cm、縦が60cmだそうで、想像していただけるとよく分かると思います。ですがベゼルレスなのでなかなかスタイリッシュです。下ベゼル部にロゴなどもないのでぱっと見はLGとかシャープとかの4Kテレビに見えます。誰もこれが近所のゲオで買った3万円のテレビとは思うまい。
ちなみに奥行きは21cmあります(スタンドを付けた状態)。最新のTVよりは厚いですね。初期の薄型テレビと同じくらいと考えるとわかりやすいかも。
広い視野角
これも驚きポイントなのですが、視野角がとても広いです。真横からでも普通に見れます。これって最近のテレビでは当たり前のことなんですかね。結構古いテレビを普段使っているので(横からだと見えなくなる)驚きました。まあ真横からテレビを見ることなんてそうそうないでしょうけどね。
HDMIが4つ
前述の通りHDMI端子が4つあるのでいろんな外部端末を接続できます。上の写真はChromecastと接続したところです。最近のTVによく付いているインターネット機能は内蔵されていませんがChromecastやAmazonFirestick、AppleTVなどを接続すればYouTubeや映画などを大画面で楽しむことが出来ます。入力切り替えもリモコンからすぐに弄れるのでそこら辺も国内メーカーの仕様と変わりません。
そしてこのTV、なんとHDR対応なんです。だからHDR対応のコンテンツをHDMIから入力するとより綺麗な映像になってグッド。HDRって高級なディスプレイにしかない機能だと思っていたのに、今はもう3万円のテレビに乗っているんですね…。時代は進化したなぁ。
ゲームも出来る
NintendoSwitchを接続してゲームをプレイしてみましたが、特に問題なくプレイできました。公式では応答速度8.5ms(G2Gではない)と明示されており、最近のゲーミングディスプレイには到底及びませんが、FPSとか以外では普通に使うことが出来ると思います。スマブラをプレイしてみましたが特にラグを感じることなどはありませんでした。なお、色味は映像の詳細設定で「ゲーム・パソコン」という項目を選べば割と本来の色に近づきます。
なお、Switchの最高画質はFULLHDなので4倍に引き延ばされますが遠目ではかなり綺麗に見えます。が、近くによるとちょっと荒いなと感じます。ここら辺は地上波と一緒です。
普通のサウンド
サウンドは特段良いわけではありませんが、3万円の超廉価TVにしては違和感なく、至って普通な音が出ます。もっと音が籠もるかと思っていたのでいい意味で期待を裏切られました。音量も「20」で1m離れた場所で聞くにはちょうど良い音量だったので、最大の100にするとかなり大きな音が出ます。外部スピーカーとかは付ける必要なさそうです(一応出力端子は付いています)。
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悪いところ
人の顔が赤っぽい
これはテレビを付けた第一印象として思ったのですが、画面が全体的に赤っぽいです。特に人の顔がやけに赤っぽく映ります。映像の詳細設定画面で色合いやコントラストを色々いじってみたところそれなりに収まったのですが、若干違和感は残ります。特に人の顔。スマホなどの画面で見るより赤っぽく映るのが直りません。
ゲームや風景ではそこまで違和感を感じません(と言うか特に問題なさげに見える)が、人の顔だけ気になります。ここら辺は慣れですかね。見れないというわけではないし、気をつけてみてみると確かに赤っぽいなという感じなので、人によって感想は別れそうです。私的には特に問題はないかなと(そもそもテレビをほとんど見ない人間なので…)。
まあ価格的に妥協点だとは思うのですが、映像本来の色は出ないので、繊細な映画などを観る人は要注意。見るに堪えないとかそういうレベルではないです。ちょっと気になる程度。
スタンドがショボい
これはさっきも書きましたが、スタンドがショボいです。プレスチックの玩具のブーメランのようなちゃちさ。ここら辺をケチっているんでしょうね。安定性にはそこまで問題なさそうですがテレビ上部を思いっきり押したら倒れます。何か地震対策とかはした方よさそう。
起動が遅い
やはり安物の性というのでしょうか、起動が遅いです。電源ボタンを押してから地上波が完全に映るまで8秒かかります。「ああ、安物なんだなぁ」と感じる残念な仕様です。
詳しくお伝えすると、まず電源ボタンを押して数秒間は何も変化がない真っ黒な画面が続きます。「あれ、押せてなかったかな?」と不安になってきた頃、やっとバックライトがつき、それからまた数秒待つとようやく映像が出力されます。正直これがゲオテレビ最大の難点だとと思いました。あ、テレビ見ようかなと電源付けてつくまでに8秒かかるとか、今の時代結構ストレスがたまります。ブラウン管テレビでももうちょっと早くついたぞ。
まあここら辺は安いので我慢すべき点でしょう。
まとめ:3万とは思えない安さ、4K初心者にはおすすめ
いいところ
悪いところ
- 人の顔が赤っぽく見える
- 起動が遅い
- ちゃっちいスタンド
と、ゲオテレビを3時間ほど使ってみた乾燥はこんな感じ。結論を言うと4Kテレビ初心者には買いな超オススメ商品でした。
ちょっと赤みがかるという問題はありますがそこまで気にはなりませんし、何よりゲームやYouTube・映画等を4Kで観れ、43インチでベゼルレス・HGR対応など、この申し分ないクオリティで3万円は安い。破格です。もちろん、高級4Kテレビと比べると色々使い勝手や画質など劣るでしょうが、フルHDのTVからの買い換えだとこの綺麗さと安さは感激物です。ChromecastやAmazonFireTVstickと合わせれば一台でいろんな映像コンテンツを楽しめる万能TVになります。起動の遅さに耐えられるなら絶対買い。
GEOの回し者とかじゃあありませんが、これを3万円で売れるのはもう褒めるしかありません。
友人もQOL(クオリティオブライフ)が上がったと繰り返し喜んでいました。こんなに安くて品質良いなら俺も一台買おうかな…。でも置く場所がないんだよなぁ…(ていうかテレビ見ないし…)。
あとは耐久性の問題ですが、こればっかしは使い続けてみないと分かりません。一応自然故障は1年間付いているらしいのですぐにぶっ壊れるなんてことはないでしょうから(壊れても直してくれる)、最低一年は使えると考えるとそれでもかなりコスパがいい。
繊細な映画を観る方にはあまりオススメできませんが、テレビをよく観る人で未だに小さい旧型を持っている方、大画面でYouTubeやゲームを楽しみたいかたには大変オススメの1台でした。
購入は店舗かオンラインショップで
販売場所はゲオの実店舗かオンラインショップです。これの前モデルは限定台数1700台とかだったのですが、このモデルは特にそういう記述はありません。…が、早く買うに越したことはないでしょう。売り切れても知らん。
4Kテレビの特設ページとオンラインショップリンクを張っておきます。
4Kテレビ特集ページ(実店舗検索もここから)
オンラインショップ
当然ですが実店舗は場所によって取り扱いが異なると思われますので、オンラインの方がオススメかも。持って帰るの面倒だしね。
一緒に使うとオススメのガジェット達(4Kモデルがオススメです)
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ということでゲオの4Kテレビの簡易レビューでした。写真少なくてすみません。購入を検討している方に少しでも参考になれば幸いです。ではでは。
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追記:50インチの新製品が出ました
先日一気にこの日記へのアクセスが伸びて何事だと思ったら、どうやらゲオから新製品が出たようですね。
新しいゲオの4Kテレビはグリーンハウス製造の50インチになります。この日記でレビューしたテレビと似たような謳い文句が並べられていますがグリーンハウスが製造元になっていることとデザインが異なることから単にサイズを大きくした物という訳ではないようですが、製造元に関してはそれ以上はわかりません。若干スペックが違う部分があるようなので気になる方は実際にゲオ店頭まで見に行くのがオススメです。まあTwitter見る限り似たような性能っぽいので部屋の大きさに合わせてサイズを選ぶってのが賢明なんじゃないかなと思います。
テレビでもTwitterでもこのテレビのCMを見たので結構利益出るんですかねこのテレビ。
詳しくはここから↓