『はじめに』の前に
この記事を一週間ぐらい前からコツコツ書きつづけ、やっと書き終わりそうになったそんなある日、とんでもないニュースが目に入りました。
この記事を読んでいらっしゃる方はすでにご承知だと思いますが、米中貿易戦争の影響により、なんとHuawei社がアメリカ企業との取引を停止し、同社製品の販売も各国で延期や中止がされているとのこと。この日記に書いているMatebook13も例外ではなく、今後の販売が継続されるのか怪しいわけです(HUAWEIサポートに電話したところ、既存製品のサポートは大丈夫らしいです。今度日記に書きたいと思います)。
いや~困っちゃいましたね。困った困った。何しろ記事内で絶賛しているわけで、こんな記事を公開しても良いのか。
まあでも、せっかく書いちゃったんだし、公開しておくか。
っつーことで修正部分には打ち消し線と青線で追記して公開します。販売中止されそうな製品ですが、気になる方だけ見ていってください。
はじめに
どうもこんちは。Syunです。今回Matebook13というノートパソコンを買ったので、その経緯と開封を書いていきたいと思います(超適当導入)。レビューはまた今度。
追記:レビュー投稿しました。
ノートパソコンが必要になった
今まで僕はデスクトップPC派で、古いパーツの寄せ集めの自作オンボロPCを愛用していたわけですが、4月からノートパソコンが必要な環境で生活せにゃならんことになりまして。どういう環境かは察してください。
そんなわけで、モバイルノートPCを検討し始めたのですが、今のノートPCは種類が豊富ですね。ピンからキリまである。
まずは自分のほしいスペックを考えてみます。
要求スペック
作業の内容とか使用環境とかを考えた上での、僕の要求スペックとあったほうがいいなと思う機能を箇条書しておきます。
必須
- Intel入ってる(第八世代のcorei3以上。できればi5がいい)
- RAM8GB
- ストレージ128GB以上(できれば256)
- ディスプレイ:13インチ以上
- 軽い(1.5kg以下が望ましい)
- 薄い
- Type-C端子搭載
- 12万円以下
- キーボードが打ちやすい
- ベゼルレス
このぐらいですかね。i3以上・RAM8GB・ストレージ128GBってのはまあ当たり前にして、Type-C端子って部分で割と候補を削れると思います。最近、周りのUSB端子をType-Cに統一してまして、PCもCがいいなっていう。
MacBook Airが一番合致するんじゃね?と思いましたが、使いたいソフトのMac OS版がないので却下。
Intelで思い出した余談ですが、あの会社の日本でのキャッチコピーは「インテル入ってる?」(テルとてるで掛けてる)で、海外だと「Intel inside?(インテルはいってる?)」 (inとinで掛けてる)なの、洒落がうまいなぁといつも感心します。
それはともかくとして次。
あったら嬉しい機能
この中で一番ウェイトが重いのはUSB PD対応か否か。知らない人のためにチョー簡単に説明しますと、USB PD(パワーデリバリー)というのはUSB Type-C端子を通して端末を充電する機能のことで、近年急速に普及していっている充電システムです。これが普及すればパソコンもスマホもNintendo Switchも一つのケーブルで充電することが出来るようになります。PD対応のACアダプタとケーブルが必要になりますがね。
で、前述の通り、私は身の回りのUSB端子をCに統一し、充電もPDに統一しようと考えているため、PCがPD対応なのは重要。
あとアルミ製ってのはMacBookみたいな物がいいなって話です。最近軽量化のためかプラスチックみたいな素材を外装に採用したノートPCがありますが(例:LG gram)、あれ押すとペコペコ凹んでなんか不安になるというか、耐久性が心配なんですよね。なんで、ちょっと重くなってもいいから頑丈なものがほしい。
購入候補
で、もちろん上記の条件すべて満たしているPCなんてものは存在しないので、できるだけ満たしたものが下の4つになりました。どれも一長一短というか、この機能良いのにこの機能はないのか~みたいな感じで迷いました。ひとつづつ紹介していきます。
ちなみに全て秋葉原のヨドバシカメラで嫌というほど触りました。
ZenBook 13 UX333FA
エイスース 13.3型 ノートパソコン ASUS ZenBook 13 UX333FA ロイヤルブルー UX333FA-8265RBG
- 出版社/メーカー: Asus
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
ASUSのこれ、かっこいいですよね。いやぁ~かっこいい。ベゼルレスでWindowsHelloも対応してて、スペックも申し分ない。一見完璧に見えますが、Tyape-C端子はあるのにUSB PDに対応していないという。どうして?そこだけが減点ポイント。
XPS 13 (9370)
Dell モバイルノートパソコン XPS 13 9380 Core i7 シルバー 20Q15S/Win10/13.3 4K/16GB/512GB SSD
- 出版社/メーカー: Dell Computers
- 発売日: 2019/04/27
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
正直、Matebook13が4月までに発売されなければこれ買おうと思ってました。
こちらもかっこいいのですが、謎の下ベゼル&カメラの下配置と値段が割高なのが玉に瑕。あのカメラ配置だとskypeとかしたときに鼻の穴ばかり見えてしまうのではないかといつも思う。
Microsoft謹製のウルトラブック。値段が高いのはタッチパネル代として、トラックパッド周りが汚れそうな素材なのと、PD対応以前にType-C端子をつんでいないのはいかがなものか。PD対応だったら断然これが良いのに。
HUAWEI MateBook 13
[Amazonでは販売停止中です]
で、これが最終的に購入したやつ。MacBook Airに似ている。欲しい機能は全部入っているがType-A端子がない。つまり拡張性がないってのが残念。
Matebook13を購入
で、これらの候補を比較していろいろ悩んだ結果、Huawei製のMatebook13を買いました。拡張性がないのは痛いけれども、製品にHUAWEI MateDock 2という拡張ハブが無料で付いてくるんですね。これがすぐれもので、Type-A端子とPD対応のC端子、2つの映像出力端子がついています。まあこれで拡張性カバーできるかなと。値段も10万円切っており、同じスペックのXPS13などと比べてもかなりコスパよし。指紋認証が搭載されてるのも嬉しい。
なお、最近アメリカ政府がHUAWEI製品にはバックドアが搭載されているとか、日本政府も「余計なものを発見した」とか発表してて、個人情報が盗まれる危険性があるとのことですが、個人的には関税かけるための口実にしか過ぎないと思っているので特に気にはせず。もし個人情報が盗まれたところでこんな日本の田舎に住む男の情報なんぞ興味ないと思うし、パソコン使えなくなるわけでもないし。※使えなくなるどころか販売できなくなりました
開封!
というわけで、楽天でポチってから約一週間ほど。やっとMatebook13が届きました。
はい。こんな感じで届きました。フツーですね。フツー。下の大きいのがMatebook13で、上に乗ってるのがスマートバンドです(名前忘れた)。ちょうどHuawei楽天ストアでキャンペーンをやっていて、無料でくっついてきました。まあ、型落ちなんで多分在庫処分の兼ね合いもあると思います。僕はMi Band 3を愛用していてこれ以上ウェアラブル端末は必要ないので未だに開封せずに押し入れにしまってあります。友人か家族にプレゼントしようか検討中です。
梱包も至って普通な感じです。しっかりと守られてる感じはします。
ジャ~ン。パッケージはこんな感じ。ナチュラルかつシンプルで良いデザインといえば聞こえがいいのですが、コストカットの臭いがプンプンします。こういう素のダンボールパッケージ、中華イヤホンとかによくありますよね(よく買う人)。
本体はこんな感じで守られていました。割と硬めの素材です。
(机が小さかったので床の上で直に開封してます)
中身をすべて出してみました。少ないです。コンパクト。右上から、ACアダプター(Type-C・多分PD規格)、HUAWEI MateDock 2(拡張ハブ)、Type-C to Cケーブルです。で、説明書と本体。
こちらがMatebook13です。かなり小さい。ちなみに日光があるところだとかなり反射するので画面を上向かせるしかありません。
それにしても、某林檎社のノートPCに似てますね。Matebook ProがMacBook Proに似せてきたとすれば、これはMacbook Airですかね。パワーだと断然こっちのほうが勝っていますが。
それはさておき、起動してみます。どうやら最初からバッテリーはある程度充電されていたっぽいのですが、電力消費のスピードがどれだけかわからないので充電しながら初期設定します。
hello windows
起動してみて初めてわかったのですが、最近のWindows10はコルタナさん(MSの人工知能)が初期設定をサポートしてくれるんですね。わからないことがあれば質問できると。便利かもしれません。ただ、設定の方法がわかっている人からすればとても邪魔な機能だと思いますがね。フルボイスのノベルゲーやってるみたいなイライラ感があります。
結構な時間をかけて設定完了!なんか微妙なデスクトップ画像ですね。
まだほとんどまっさらな状態なのでここからいつも愛用してるソフトを入れて、使っていきたいと思います。
というわけで、開封はここで終了。少し触った印象ですが、思ってた以上に軽いのと薄い、そしてかっこいいです。特にベゼルレスの大画面がお気に入りです。あとはキーボードが最近の林檎社みたいに薄っぺらいものではなくて、ちゃんと打ちごたえがあるキーボードでそれも嬉しいですね。その反面、妙に推しているスピーカー性能はあんまり良くないです。パソコンの下から音が出ているのでどうしても跳ね返っているというか曇っているように聞こえます。そこら編は調整とかすれば良くなるんですかね?
とりあえずファーストインプレッションはこんな感じで、記事が結構長くなってしまったため使用感とか外見とかの詳しいレビューは次回の日記に回したいと思います。販売していない商品をレビューしてもしょうがないので、販売再開の見込みがついたら公開しようと思います。
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それでは近い内に更新するので、どうぞよろしくおねがいします。ではでは。