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好きなことテキトーに書いていく日記

【3年使用】WEXLEY - MADISON 14Lバックパックを長期レビューする話

おはようございます。Syunです。最近コンタクトレンズという代物を付け始めたのですが、目に異物を入れるのが怖くて毎朝5分くらい格闘しています。

さて、これはもう昔からなのですが、私は出かける際に基本リュックサック・バックパック(この2つの用語は何が違うんですかね)を背負うことにしています。出歩く際は両手が空いていた方がなにかと便利ですし、背中なら邪魔になりにくいし、重いものでも疲れにくいしで、外出にはリュックサックが欠かせないです。そのため、サイズ・容量が異なるバックパックをいくつか持っていて、それを使い分けて生活しています。

で、2022年の初めごろにWEXLEYというブランドのMADISON 14Lというバックパックを買いまして、今日はそれを通勤や旅行に約3年半ほぼ毎日使ってきての長期使用レビューをしたいと思います。

何故今頃になってレビューを書くかというと、もう購入から3年も経ちボロくなってきたので新しいリュックに買い換えようと思いまして、買い換える前に3年使っての感想を書いておこうかなと思ったからです。

なお、こちらの商品は現在も販売されていますが、私の持っているものは2022年当時に販売されていたものなので、現在のモデルとは仕様が異なる場合がある点ご了承ください(公式サイトを見た限り同じかとは思いますが)。

MADISON / 14L Daypack Cordura® Serieswexley.jp

外装・デザイン

まずは見た目の部分から。

3年半使った私のバッグは結構劣化しているので、公式HPから引用しますが、このバッグのデザインはこんな感じです↓


見ての通り、非常にシンプル・ミニマムなデザインで、ジッパー2つ以外にポケットなどは何もなく、つるんとした見た目をしています。

個人的に、このデザインこそが一番の良さだと思っています。購入した2022年当時、旅行用のコンパクトなリュックが欲しくカメラバックや登山用のリュック、ビジネスリュックなどを色々調べていたのですが、どれもこれもダサいんですよね。角張っていたり無駄にごちゃごちゃしていたりで「いやそんな機能性いらないからもっとシンプルなデザインにしてくれ」みたいなものばかりで。そんななか、ハンズ(当時はまだ東急ハンズでした)にふらっと行ってみたところ、たまたまこの商品を発見し、購入したという次第です。

容量は14Lとバックパックにしてはかなり少ない部類に入ると思いますが、コンパクトさとシンプルなデザインのおかげで旅行にも普段の外出にもオールマイティに使えます。また、上下部分の生地と中心部の生地(カメの甲羅みたいな部分)の素材が異なり、後者に少し光沢のあるツルツルとしたコーティング素材を使っているのも、デザインのアクセントとして良いです。公式HPによるとCarbonate Blackというカラー名で、「840D ナイロン カーボネイト ポリウレタンコーティング 」という名前らしいです。

正直、後述の通りバックパックとしては機能性に優れたものではないのですが、このサイズ感とデザインは唯一無二なので、非常に気に入っています。

なお、3年半使ったものがこちら。


見ての通り、色々と使い古した感じが出ています。これら経年劣化についてはこのページの最後の方にまとめて記載したので、気になる方はそちらを確認していただければ。


背面はこのように、ハニカム構造?的な作りをしています。比較的固めな素材をしているので、少ない荷物しか入れていないときでもリュックが型崩れせず、しっかりと背負うことが出来ます。固く適度にゴツゴツしているため、背中にピッタリくっつくことがないので、汗で蒸れるということもありませんでした。

横にはカードポケットが左右に1つづつ付いています。

ショルダーハーネス(肩ベルト?)の部分はメッシュ素材で出来ており、汗で蒸れないような工夫がされています。実際、3年使っていて蒸れが気になったことはありませんでした。リュックのサイズにしてはしっかりとした作りで、重い荷物を背負っても肩が痛くなるようなことはなかったです。コンパクトなバックパックはこの肩ベルトの部分がペラッペラで肩が痛くなる、なんてことも多いので、とても良いと思います。

肩ベルトにはチェストストラップが付いており、しっかりと身体にリュックを固定することが可能です。上下に動かすことが出来るので、好みの位置で固定することが出来ます。

また、これはバックパックとして当然ですが、肩ベルトの長さも調節できます。個人的には、小さいリュックなので、肩ベルトを短めにしチェストストラップで身体にかっちり固定する形が一番背負いやすかったです。

ファスナーを開けるやつ(なんて言うんですかね、これ)は、2つ付いています。WEXLEYのロゴ入りで開けやすいです。ファスナーはYKK製です。

機能・中身の紹介

では次に、リュックを開けた際の機能を書いていきます。

まず、開けるとこんな感じ。


全体的に黄色というかオレンジというか、明るい配色となっており、中に入れたものを探しやすい色になっています。


背中側にはPCを入れられるポケットがあります。大体14インチくらいまでは入るかなといったサイズで、私はMacBook Air(M1,2020)を入れていました。現行のMacBook Air 13インチも入るかなとは思うものの、15インチ以上のモデルは難しそうです。


リュック内部は至ってシンプルで、仕切りなどはありません。小物をたくさん入れると、あれどこ行った?となってしまうことは、たまにありました。小物が多い場合はバッグインバッグなどを使うと良いと思います。

先述の通り、容量は14Lとかなり少なめでなので、そこまで多くの荷物は入りません。せいぜい、財布・モバイルバッテリー・ペットボトルなどのお出かけセットにプラスアルファでいくつか小物が入る程度です。休日に街へ遊びに出かける的な、そういったサイズ感で使うと良いと思います。

なお、私はこれを旅行バックとしても使っていたのですが、旅行に使うのであれば、結構持ち物は吟味して、少なくする必要があります。
実際にこのリュックに何を入れて旅行しているかについては、以前こちらに書いているので、良ければ参考にしてください(かなりミニマムな旅行をする人に限られると思います)。

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リュック内にはペットボトルホルダー的な、メッシュのポケットがあります。
ペットボトルはもちろん、モバイルバッテリー等、リュック内で動かないように固定したいものを入れるのにピッタリでした。

小物用のポケットが背面部分にあります。

小さくて無くしそうなものを入れるのには良いのですが、バッグがパンパンなときにこのポケットに小物を入れると、背面にその形が浮き出てしまうのが玉に瑕。


例えばAirPodsを入れてみると、このように明らかにAirPodsのケースの形が浮き出ます。まあ良いんですけど、せっかく背面がつるんとしたデザインなので、ちょっと残念。

メインのスペース以外に、リュック上部にもう一つポケットがあります。
あまり大きなものを入れるとPCポケットに入れているPCを干渉するため、薄めのものしか入れられません。私はティッシュやハンカチのようなすぐ取り出したいものを入れていました。無いよりはあった方が良いとは思います。

側面部には先ほど述べたようにポケットが左右に一つづつあります。右側はスキャン防止のような素材になっており、カードやパスポートを入れておくと良いです。右利きの人は、リュックをわざわざ前に持って来なくてもすぐに取り出せるので、便利です。

左側も同じポケットがあります。
こちらはスキャニング防止ではなさそうなので、レシートなどを入れると良いかと思います。

どちらのポケットも、カードやレシートなどの薄いものを入れることを前提とされており、財布などは入りません。無理矢理入れることは出来ますが、その分背中側の面が盛り上がってしまい、背負い心地がすごく悪くなります。

私は、薄いカードケースを財布と称して持ち歩いており、これにカードやお札を入れてこのポケットへしまっていました。
参考:ミニマムな一人旅の持ち物を紹介する話 - UnibelPost - ユニベルポスト

3年超使って:経年劣化・汚れ 等

長期レビューということで、最後に3年半使ってどんな感じに劣化したか、を載せていきたいと思います。あくまで私の使い方での劣化で、全て同じようになるとは限りませんので、その点ご理解ください。

まず背面ですが、以下の様になりました。

ツルツルとした部分はコーティングのようなものが剥がれ、傷が付いてしまっています。

これは、知らないうちにリュックをこすってしまったり、地面に置いた際にコンクリートと当たってしまったりしたせいかと思います。旅行していると、以外と地面や床にリュック置くことが多いんですよね。

正直、遠目で見るとそこまででもないのですが、近くによって見るとだいぶ傷だらけになっていることが分かります。暗い場所では背面が光を反射しない事もあり、あまり傷は分かりません。


コーティングの部分は、上部のみほとんど剥がれてしまっています。やはり開け閉めをしているうちに剥がれてしまったのかなと思います。いっそのこと全部剥がれてくれれば良いものの、中途半端な部分まで剥がれているので、せっかくの良いデザインが残念なことに・・・。


コーティングのある部分以外はというと、少し色落ちしている程度です。


ショルダーハーネス(肩ベルト)は結構色が劣化しまして、購入時は黒だったものの、紫がかった色まで退色しています。これは素材の影響でしょうかね。もしかしたら、汗の影響もあるかも。

バックパック自体の形状や機能は購入から3年半経ってもほぼ同じで、ファスナーやポケットの縫い目などもまだまだ大丈夫。

総評:お薦め。長く使う人はBlackモデルが良いかも

ということで、簡単にですが、WEXLEYのMADISON 14Lというバックパックのレビューでした。

機能性という観点で考えると正直そこまで特出したものはありませんが、やはりコンパクトさとデザインがとても良く、お薦めのバックパックです。

3年酷使したことからもお察しの通り、個人的にはこのリュックを非常に気に入っており今後も使い続けたかったのですが、流石に見た目がボロくなってきたのでお役御免となりました。まあ、別に一人旅で使う分にはボロボロでも良いっちゃ良いのですが、通勤で使うにはちょっとアレかなと。

特に不満はないのでもう一度このリュックを買っても良いのですが、最近はミニマムなリュックが流行っているのか知りませんが、2022年と比べると似たような製品も増えており、それらと比較して買い換えるものを選びたいと思います。

でもねー、通勤にも旅行にも使えてミニマムデザインでコンパクトなリュックって中々無いんですよね。そう考えると、このMADISONに限らず、WEXLEYのリュックは非常にデザイン面で優れていて良いブランドだと思います。

リュック本体の劣化(特にコーティング)に関しては、私の使い方が少しハードだったという点もあるかとは思います。毎日これを持ち歩いて開け閉めしたら、そりゃあねー、劣化しますよ。むしろそこまで使っておきながら、見た目が悪くなる程度で治まった(=本体の機能自体は問題ない)のは評価できるかもしれません。

公式サイトを見ると、最近ではコーティングされていないBlackモデルというのが、販売されているらしいです。おお、これいいじゃん

MADISON / 14L Daypack Cordura® Serieswexley.jpこれなら背面のコーティング剥がれも気にせず使えますね。ただ、コーティング部分の光沢がデザインのワンポイントとなっていたところもあるので、全部同じ生地になってしまうとそれはそれで、印象変わるかも。

 

もしMADISONの購入を考えていてこのページを閲覧いただいている方がいれば、デザインだけで決めず、実物を見に行った方が良いとアドバイスしたいです。14Lは思っているより小さいので、自分の想定している荷物が入るか、実際に確かめた方が良いです。

もし思ったより小さいと感じたのであれば、似たデザインでこれより1周り大きい20Lのモデルがあるようなので、こちらにしても良いかもしれないですね。大は小を兼ねるので。

STEM / 20L Daypack 1680D Cordura® Ballisticwexley.jp

では、今日はこの辺で。

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