おはようございます。Syunです。先日白いTシャツを着ていながらカレーうどんを注文してしまいました。
iMacが熱いのよ
結構前に知人からiMac 2017 21.5インチ 4Kモデル(正式な名前があったはずだけど忘れた)をお安く譲っていただきまして、Adobe CCとか映画鑑賞とか動画編集に使っています。
Fusion Driveがとにかく遅すぎてストレス!…と言う話はまた別の日記に書こうと思うので置いておいて、このiMac、重い処理をするとめちゃくちゃ熱くなるんですよね。まあこんな薄い筐体に色々詰め込んだらそりゃ熱くなるだろという感想しかないのですが。
で、コンピュータが熱くなると懸念される問題は何でしょう…?
詳しく解説する必要もないでしょうが、サーマルスロットリングというのはCPUやSSDが熱を持ちすぎて熱暴走を起こすのを防ぐため、熱くなったら意図的に性能を落とす機能です。ありがたい存在と言えばそうなのですが、冷却が上手くいっていないパソコンだとただ作業しているだけで性能がどんどん落ちてくるので困りものです。
んで私のiMacなのですが、つい先日、動画のエンコードをかけて(時間がかかるので)別室で昼食を食べながら放置していたらサーマルスロットリングっぽい症状が出まして。エアコン切った蒸し暑い部屋に置きっぱにした私も悪いとは思うのですが。
これが頻繁に出ると作業に支障が出るし、なによりコンピュータ自体に悪いです。100度くらい発熱してると思うので、このままでは壊れるのも時間の問題。
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一応iMacの冷却システムとしては、
下から空気を吸って、
林檎マークの下らへんから排出するという物なのですが、どうも冷却性能が悪い。もしかしたら埃でも詰まってるのかも知れません。でも分解して掃除するというのは難易度が高い。
じゃあiMacの冷却性能を上げる周辺機器か何かないかなと調べたのですが、ヒットせず。そもそもの設計が完成しすぎて外部からパーツを付け加えることが出来ないのでしょう。
うーん困った…。どうにかして少しでもiMacの温度を下げたい……。MacBook用の冷却ツールは大体下からファンで冷やす物で、それと同じようにiMacにファンを付けて冷やすツールがあれば良いのに…。でもない。…ないなら自分で作ってしまえば良いのでは?
と、言うことで無理やりファンをくっつけることにしました。そんなにたいしたことはしていませんが、ブログのネタも最近無いので、今日はここにその顛末を日記として書いておきます。
最初に書いておきますが、この日記にはApple好きなら吐血して卒倒するような酷いiMacの姿が映っています。少しでもAppleが好きならこの場でブラウザを閉じてください。全国のApple信者さん・従業員さん、全国のスティーブジョブズさん、ティムクックさん、ジョニーアイヴさん、本当にすみません。許してください、何でもしますから。
買った物
まずはiMacを冷やすために用意した物を書きます。
ケースファン 2つ
秋葉原のツクモ(リユース館)で投げ売りされてたどこのメーカーかも分からんPCケース用ファンです。確か一つ300円くらい。端子は自作PCではよく見かける3ピンです。光りません。12V0.3Aで動きます。
ついでに、ファンガードも売ってたので買いました。ツクモのリユース館はこういう小物を二束三文で売っているので、オススメです。
ケースファン用二股ケーブル
ファン用のケーブルを二股にするヤツです。自作PCで以前使ってたヤツを引っ張り出してきました。Amazonだと400円ぐらいらしいです。4ピンですが、3ピンも挿せます。
USBからファン用4ピン端子 変換ケーブル(昇圧出来るヤツ)
当たり前ですがiMacにはファン用電源は搭載されていないのでUSBから4ピン電源に変換するアダプタです。Amazonで買いました。これが1000円ちょっと。USBは5V出力なのですが、これは12Vまで昇圧してくれるやつです。そうじゃないとファンが動きません。
結構端子部分が大きいですね。
iMacにファンを無理やり付ける
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これらのパーツを使ってどうやってiMacの冷却性能を上げるかというと、ただ背面にくっつけるだけです。無理やり。
iMacは外装が熱伝導率が高いアルミなので、背面を冷やせば全体も満遍なく冷えてくれるかなというガバガバな脳筋プランです。その代わりデザイン性は失われますが使用者の私からは見えないので別にいいや。
1,背面にファンを付ける
まずは背面にケースファンを無理やり付けてみます。最初は両面テープでくっつける予定だったんですが、iMacの背面は曲面なので上手くつかず。次にビニールテープで付けようとしましたがそれもすぐに剥がれてダメ。
仕方が無いので…
養生テープで貼りました。この時点で絶望的な見た目になった。スティーブジョブズが天国からぶん殴りに来そうな見た目。
2,USBケーブルを接続
次にUSBケーブルの先に二股ケーブルを挿します。
で、iMacの背面にUSBコネクタを挿しました。このとき電源は落としておこうね。
そんで二股の先にファンのコネクタをそれぞれ接続します。
3,ケーブル類整理
もうこれで作業自体は終了なのですが、USBとファンのケーブルが余っているので
これまた養生テープで無理やりスタンドにまとめました。こういうまとめ方あんまりよくないけど。
ティムクックが飛んできてぶん殴られそうな見た目。本当にすみませんでした。
4,動作チェック
では、iMacの電源を付けてケースファンが動くか確認してみます。
あ、動きました。それなりに風量もあります。やったぜ。
ケースファンなので音はそれなりにありますが、私の自作PCは常に5個くらいのケースファンが爆音で動いてるので大して問題ではありません。ノイキャンイヤホンを付ければ聞こえなくなりますし。
ベンチマーク取ってみた
さて、このファンがどれだけ効果があるのか、実際に試してみたいと思います。お馴染みのベンチマークソフト、GeekBench5を使って通常(ファンなし)とファンありで2回テストしてみました。
通常(ファンなし)
シングルコア:919
マルチコア:3317
ファンあり
シングルコア:1019
マルチコア:3322
…若干上がりました。特にシングルコアは1,1倍になりましたね。これがファンのおかげ……とは断言は出来ませんし、多分誤差でしょうけど、iMacの表面上の温度はファンを付けた方が圧倒的に冷たいです。表面だけであれば大分冷えているようです。
終わりに
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ということで、今回は思いつきでiMacにファンをくっつけた話でした。最初にサーマルスロットリングがなんだとか熱暴走がなんだとか言いましたが、これをやった理由はツクモのリユース館でなんとなくケースファンを買ってしまい、使い道が無かったからです。要はただの暇つぶしですね。
暇つぶしなので見た目が…とか意味あるの?とか言わないでくださいね。ただの暇つぶしなんで。
それはともかく、これで若干でもiMacの熱問題が解決すれば嬉しいんですがね…。本当に熱くなっちゃうので。M1搭載iMacは全然熱くならないと言う話でちょっと良いな~とは思うんですが、あの価格に見合うほど使うかというと使わないんですよね。なんだかんだ言いながらOSのサポートが切れるまでこのiMacを使い続けようと思います。次はFusion Driveの遅さをどうにかしたいな。
ということで、久しぶりに超適当に書いた日記でした。ではでは。
最後になりますが、全国のApple信者さん・従業員さん、全国のスティーブジョブズさん、ティムクックさん、ジョニーアイブさん、本当にすみませんでした。許してください、何でもしますから。