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好きなことテキトーに書いていく日記

Redmi Note 11を簡易レビューする話

おはようございます。Syunです。

先日、IIJmioにMNPした際、XiaomiのRedmi Note 11が安かったので買ってみました。今日はそれを簡単にレビューします。

スペック・Redmiについて

こちらがRedmi Note 11です。昔Redmi Note 8Proという端末を個人輸入して使っていたことがあって、数年ぶりのシャオミ機です。

RedmiはXiaomiの廉価ブランド。ローからミドルまでのそれなりなスペックの端末をかなり安く販売しています。昔のHuaweiとタメ張れるくらいコスパはいいんじゃないかな。余談ですけど、最近はHuawei端末を触ったこと無いという高校生のスマホオタクも多いみたいですね。時代は移り変わるんだなぁ。

で、今回買ったRedmi Note11も結構コスパが良いです。
↓公式サイト

www.mi.com※シャオミはモデル名が本当に複雑(というか適当)で、海外にはmi 11、Redmi Note 11 Pro、国内にもRedmi Note 11 Pro 5Gがありますが全て別物です。チーズ牛丼とキムチ牛丼とキムチ豚丼とチーズ豚丼が名前は似てても全て違うものなのと同じです。

スペック


めんどくさいので価格.comからコピペ。詳細はリンク元に飛んでね。

4Gしか掴みませんが、ミドルレンジのスナドラ680と有機ELディスプレイを積んでいてなかなかバランスが良いなと思いました。それで値段は24,800円。後述しますが僕は2,000円で買いました。

まー、ゲームとか重いアプリ使わなければ全然普段使い出来るでしょうし、スマホに高性能は求めてないって人にはちょうど良いスペックだなと思います。

一応カメラは5,000万画素で高性能とか言っていますが、情弱を集めるための宣伝文句で、カメラは一応付いてる程度の認識でいた方が良いと思います。画素数は写真の美しさに比例しません。一眼レフの標準的な画素数は4,000万画素ぐらいまでであり、画素数で写真の綺麗さが決まるのであればこの世の中に何十万円とする一眼レフカメラなど必要ありません。コスパを歌う安い端末のカメラに期待するだけ無駄です。

Xiaomiとしては大画面かつ有機ELディスプレイを積んでるってのを推しているようです。確かにこの価格帯で有機ELを積んでるのは珍しいし良いなと思います。ただ、映像コンテンツを観るのを推しておきながら中央パンチホールはいかがなモノかと思いますが。

外装・開封

こちらがRedmi Note 11です。

外箱はXiaomiお馴染みのデザインでこれと言って特筆することはありません。今回買ったのはスターブルーという色ですが、箱はブラックのモデルが使われています。

開封。

本体、TPUケース、充電器、ケーブル、説明書類が入っています。
こんな安い端末にも充電器を付けてくれるのは良いですね。そこら辺のハイエンド端末なんかは付かないので……。あと、公式のTPUケースが付くのもありがたいです。


充電器とケーブル。

今時USB-Aですが、Xiaomiの独自規格のおかげで何故か33Wも出力できるそうです。ただし、独自規格大嫌い&USB PD大好き民なので使う気は一切ありません。使っていて別に支障はないでしょうが、PDで統一したいので。

中華メーカーは何故か独自規格大好きですよね。やめて欲しい。

本体デザイン・サイズ


サイズはこんな感じで、片手で持つには少し大きいかなという印象。その上けっこうな重さがあるので、基本両手で操作しないと厳しいです。

その代わりに画面サイズも大きいので、大画面が良いと言う人には良いかもしれませんね。


普段使っているiPhone 13 miniと比べてみました。ずいぶんサイズが違います。


カメラは他モデルのモジュールを流用しているのか、一番上の50MPレンズがサイズに対して妙に大きくスペースが取られています。デザインはそれなりに纏まっていて良い感じです。iPhoneのようにレンズだけ飛び出したりしていないのも良い(そもそも3段飛び出ししてるあっちがおかしい)。


イヤホンジャックは上部に搭載。そしてこの価格帯にしては珍しくステレオスピーカーが搭載されています。それなりに音も大きいです。


電源ボタンは右側面に指紋認証内蔵で配置されています。一応生体認証は顔も対応しているようですが、カメラ認証とか言うガバガバ認証方式なので使ってません。写真でロック解除できちゃうので。

色がダサい

本体は全く触らずに、カタログスペックだけみて買ったのですが、色が完全に失敗でした。ブラックのスマホはもう飽きたので、スターブルーという色を選んでみたんですが、これがダサいダサい。

角度によっては中華メーカーにありがちなグラデーションのかかった薄い水色に見えるのですが、斜めにすると光に入射角によっては何故かキラキラ光ります。


ほらこんな感じで。

これがもうめちゃくちゃダサいです。ダサいというかチープ?
なんか子どものおもちゃみたいな色をしています。


この砂の乱反射のようなデザインが星屑(スター)って事なんでしょうが、なぜこんな色にしてしまったのか。本当にダサい。

プラスチックのブラックはそれはそれでチープな感じではあると思うのですが、この端末に関しては絶対にブラックを選んだ方が良いと思います。

中身

MIUI

さて、皆さんお馴染みMIUIがコイツにも搭載されてます。MIUIってのは見た目や機能をカスタマイズしたAndroid OSです。


こいつがかなりのくせ者で、素のAndroidやそれに近いカスタマイズOSとはかなりかけ離れたデザイン・操作性を持っているため、他のAndroidに慣れた人だとかなり使いづらいです。中華OSにありがちですが、どうもiOSを意識して作られているらしく所々にAppleリスペクトが感じられます。
ただし、あくまでも似せただけで中身はAndroidですので、iOSを目指した中途半端な何かになってしまっています。


OSとしては非常に完成度が良くバグや変なUI等は見当たりません。ただし普通のAndroidやiOSに慣れていると結構困惑するようなUIをしているので、慣れが必要だなぁと思います。まあ、普通に使えはするんですがね。


オタク的な視点から言うと、設定画面から端末の詳細スペックが見れるカスタマイズは素晴らしいと思います。

プリインストール

これもXiaomiの悪口になりますが、SIMフリー端末の癖にプリインストールアプリが多すぎます。以下一覧。


まあXiaomiの作ったアプリならまだしも、変なゲームや配信アプリなどが断りも無く最初からインストールされてます。別に消せばいいだけですが、手間なのでやめて欲しいです。勝手にプリインされてたゲームをそれきっかけにプレイする人などほとんどいないと思うんだけどなぁ。


選択できるならいいけど、強制ですからね。

性能・実際の使い心地


オタクくん大好きなGeekBencthです。シングル371、マルチ1703。

エントリーモデルとして普通な性能。メールや電話、YouTubeなら動くかなと言った最低限+αな性能です。スコア的にはスナドラ835あたりと同じようです。


結構低いスペックですが、僕の体感としてはかなりまともに動きます。

ホーム画面や設定画面をいじってもカクツクことは全くなく、YouTubeやTwitter・Googleマップ等もまともに出来ます。ウェブ閲覧等も特に重いと感じることはなく、普通に使えるなと言った印象です。

昔のエントリーモデルはそれはそれは重くてとても電話以外に使えないような代物でしたが、最近のスマホはすごいですね。

なお、プリインにPUBG Mobileが入っていたのでプレイしてみましたが、軽いグラフィックでもカクカクしてしまってプレイできませんでした。さすがにゲームは厳しいようです。

驚異の電池持ち

そして、電池持ちが非常に良いです。フル充電してYouTubeを垂れ流ししてみたら、FHDで24時間流し続けてもまだ30%弱残っていました。怖い怖い怖い、なにその電池持ち。

特に何も触らず1日スリープさせておいておくと大体3%ほどしか電池が減りません。もちろんバックグラウンドで動いているソフトが無いからっていうのもあるのでしょうけど、かなり電池持ちは良いです。

5000mAhというクソデカバッテリーに加えてミドルレンジのSoCのおかげじゃ無いかなーと思っています。

ディスプレイ


有機ELディスプレイを積んでいるおかげで綺麗です。Xiaomiのフラグシップは使ったこと無いのですが、他社のハイエンドと比較してもディスプレイの綺麗さは劣らない気がします。ただFHDなので、このサイズならもうちょっと上の解像度でも良かったかなという気がしなくも無いですが、エントリーモデルに有機ELが乗っているだけでも褒めるべき点でしょう。

前述の脅威の電池持ちと合わせて、映画やYouTubeを観るにはかなり最適です。ずっとNetflixみてても電池全然減らないし、画面が大きいので結構細かいところまで写るし。

僕は買ってからこれをNetflix専用機にしています。


不満点を上げるとしたら、パンチホールカメラと下ベゼルがちょっと気になります。

パンチホールカメラが画面上部中央に来ているため、動画をフル画面表示にした際に目立ちます。邪魔です。どうせ自撮りなんかしないんだから左端に配置して欲しかったのですが。

また、左右・上部のベゼル幅とした下ベゼル幅が大きく異なるのもちょっと受け入れられません。単純にデザイン的に美しくないだけではなく、映像を横画面にして見た際に左右にアンバランス感が出ます。ここら辺はローエンドの手抜きを感じますね。


あと90Hzでの表示に対応しているのでスクロールがちょっと綺麗です。普段120Hzを使っているのでそこまで驚きは無いですが、Twitterやウェブページのスクロールが若干スムーズになってます。この値段で高フレームレートに対応しているのは珍しいですね。なお、YouTubeはともかく、映画などは24fpsなので全く恩恵はありません。

写真(カメラ)

Redmi Note11は50MPカメラをウリにしているようです。先ほども述べましたがこれは「画素数が多い=綺麗に撮影できるんだろう」というミスリードで、画素数が高いから写真が綺麗なわけではないし(細かい事を綺麗の定義とすれば綺麗と言えますが、綺麗な写真と言ったら色味やボケ・白飛び具合なども加味されるのが一般的ではないでしょうか)、むしろセンサーサイズ小さいのに高画素だと写真が汚くなりかねないのであんまり良くないんじゃ無いかなぁと思っています。


ちなみにXiaomiも50MP写真は実用的ではないのかと思っているのか(そもそもソフトウェアで作り上げた擬似的な画素数ですが)、通常のカメラモードでは従来と同じ12MP撮影がデフォルトになっています。


50MPはあくまでオプションであり、自分からモードを選ばなければ撮影することは出来ません。ん~、50MPで釣られるのは情弱な消費者でしょうし、そういう人たちはデフォルトのまま撮影することが多いので、イマイチ宣伝としては良くないんではないかな。良い端末なのにこういう詐欺みたいな売り方をするのはちょっと残念。

これはこのスマホに限ったことではありませんが、1つの画素をソフトウェアで4つに細分化して疑似高画素を実現しているのに「画素が多くて写真が綺麗!」って宣伝しているスマホメーカーはかなり多いので、気をつけた方が良いです。

 

で、エントリーモデルなので写真には全く期待していないのですが、一応簡単に比較を行ってみます。

普段持ち歩いているiPhone13miniとXperia5Ⅱと比較してみました。3機種ともメインカメラで撮影し、Redmi Note11はデフォルトと50MPモードで撮影しました。

1枚目は風景写真になります。
正直、エントリーモデルでも思ったより撮れるなというのが個人的な感想です。他の機種と比較しなければ、違和感を感じないレベルの写真だし、SNSに上げるくらいだったら全然使えます。

ただ比べてみると、iPhoneやXperiaと比べRedmi Note11は写真が緑(黄)っぽくなっている印象を受けます(壁とか)。最近のスマホは彩度を上げる処理をするのが一般的ですが、あんまり上手いソフトウェア補正とは言えませんね。反対に50MPで撮った写真はあまりソフトウェア補正がかかっていないのか白っぽくなってしまっています。

……が比べると分かるというレベルで、ぱっと見で違和感はありません。

なお、実際の視界と同じような写真はXperia5Ⅱでした。iPhoneなどは彩度を上げすぎていて、青空が全然違う色になっています。ただし最近ではそういう写真が綺麗だともてはやされる時代なので仕方ない気もしますが。

次はラーメン。

これは微妙……。ぱっと見だとそこまで悪くないように見えます。

ただし比較すると明らかに彩度がおかしい。iPhoneがちょっと鮮やかになる程度に調整しているのに対し、Redmi Note 11は全体的に彩度を上げすぎていてネギが変な色になってしまっています。うーん、あんまり美味しそうではないな……。50MPの方はセンサーサイズが小さいのが仇となり、全体的に暗い写真になりました。だから言ったでしょ?

なお、やはり現実に一番近いのはXperiaでした(ピントミスったけど)。ただし、一番美味しそうに撮れているのはiPhoneなので、彩度を上げた写真が好まれるのも分からなくは無い気はしますよね。

 

カメラの総評として、SNSに上げたりLINEでやりとりするには申し分ない写真が撮れました。食べ物は微妙ですが、マズそうまでとはいかないレベル。正直全く期待していなかったので驚きです。ただしiPhoneなどと比べるとやはり色味などは劣ります。彩度とコントラストをいじりすぎですねこれは。まあ、2万円代でこれが撮れるなら全然良いのではないかと。

まとめ

簡単にですが、Redmi Note 11について書きました。

久しぶりのXiaomi機でしたが、やはりコスパめっちゃ良いなというのが感想です。別にスマホにこだわりが無ければこれを使って困るようなことはまず無いでしょうし、むしろ下手なミドルレンジより電池持ちやディスプレイは良かったりするので、コスパの良いスマホを求める人には最適な端末ではないかと。

今時RAMが4GB~??と思っていましたが、SNSぐらいなら平気で動くもんんですね。ゲームやらなければ操作でイラつくこともほぼ無いです。

特筆すべきは電池持ちとディスプレイです。電話とメール程度だったら数日は確実に持つ大容量バッテリーはiPhone mini使いからするとかなりうらやましいです。日帰りで遠出するときモバイルバッテリーを持ち歩くのはそれなりに面倒なので。
ディスプレイも有機ELなのでローエンドとは思えないほど綺麗です。動画配信全盛期のの今日、ディスプレイの綺麗さは一般の人にも重要視されていると思うので、ケチるところ(SoCとか)はケチってディスプレイには良いモノを積むという非常に上手い取捨選択が出来ているなと感じました。

悪いところはMIUIですかね。これに慣れられるかが問題だと思います。あと変な規格の充電器。

特に意味も無く、MNPするときにただ安かったからという理由で買った端末ですが、在宅中のNetflix専用機にでもしようかなと考えています。

購入方法

最後に購入方法についてまとめておきます。……と書くとなんだかステマか提供案件のように聞こえますが、特にそんな事はなく僕が勝手に書いているだけです。そもそもこんなブログに提供など来るわけは無く(何回か来たけど)。

今回僕が買ったのはIIJmio回線セットです。MNPすると22,000円(総務省が認めている上限額)の割引が入って、特定の端末が安くなります。


余った回線を安く維持するためにKDDIから乗り換えたのですが、端末が2,000円で付いてくるという話を聞いて、特に意味も無く一番安い端末を買ったという訳です。

定価の場合は普通にXiaomiの公式サイトからも買えるらしいです。

Amazonとかでも売ってますね。

たまーにセールをやるっぽいので、その時狙っても良いかも。

そんな感じで今日はこれで失礼します。ではでは。

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